武田花さんに『猫・陽のあたる場所』という写真集があります。
その序文に唐十郎が
「みな抱くことにある種の苦痛を感じさせる風態であることに気づきはしないか。抱かれることをむずがり、抱かれない哲学を胸に秘めた猫だから。」と書いています。
花さんの猫の写真は猫の写真であって猫の写真でない、などというと誤解をまねきかねないのですが、猫のいる町を、猫のフィルターを通して町を見、そしてもう一度、大好きな猫を、抱けないまでも「暗箱」に捕らえたい、そのような思いが伝わってきます。
出展メンバーのひとりがいみじくもボクに言いました。ボクは家に連れて帰りたいモノだけ撮るよって。彼の暗箱からどんな猫が飛び出しますやら。
武内正樹(EMTAKE) / カマウチヒデキ / MUZU / 寺田正春 / 楠山哲也(Tetsuya Blues) / ヒゲ / 林和恵 / 大崎テツアーノ / 大木一範(maggot) /
[GUEST]
Eric Setiawanこんな写真展でした。




1日だけ、うちのマメちゃんがギャラリー猫として留守番しました∧_∧

そして、猫何匹クイズの正解は
176匹DMにもなった千日前の猫のパネルをプレゼントしました。
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